NJJ-95Bは日本無線の製品です コンクリートに関する検査機器 ハンディーサーチ NJJ-95B
NJJ-95BのPDFカタログをダウンロードします 容量は427KBです 中古3次元可視化ソフトRadar 3D Light(95A用)あります: 100,000円

重さ約1KgのRCレーダーの適用分野は・・・・・

●コンクリートアンカー分野
●コアー抜き分野
●空調設備分野
●電気設備工事分野
●ビル等コンクリート建造物改修分野
●コンクリート構造物調査診断分野
●ガス工事分野
●設計事務所分野

 コンクリート建造物の修繕や改築、保守等の工事で問題となるのが、鉄筋、電気配線管、ガス管、水道管等の切断事故です。この事故防止のために、RC内部専用の探査器「ハンディサーチ」が開発されました。


 ハンディサーチの原理
一般のレーダーと同様に、アンテナから電磁波をコンクリート表面に向けて放射すると、内部に浸透した電磁波はコンクリートと電気的性質が異なる鉄筋、空洞などから反射され、再びアンテナで受信されます。この反射信号をキャッチして画像化することにより、対象物の位置や深さを画像表示してプリンター、コンピュータ等へ記録します。

 金属から非金属まで探査
レーダー方式ですので鉄筋等の金属物のほかに、塩ビ管、空洞などの非金属物も探査できます。
一回の測定で10m(NJJ-95Aは15m)分のデータが保存再生できます。


 リアルタイム表面波処理
表面波除去処理をリアルタイムに行なえますので、スピーディに測定できます。固定表面波に加え、測定中のデータによる表面波設定が可能で、簡便操作と高精度測定を兼ね備えています。
JRC RCレーダ ハンディサーチ NJJ-95B 標準価格: \1,800,000.  標準構成・オプション構成及び価格表
標準・BAモード表示例: 垂直断面図(Bモード)と波形表示(Aモード)の両表示により、深度をより正確に探査できます。また、探査物の種類(鉄筋・空洞など)の推定も可能です。
浅・Bモード表示例: 探査画面の浅い部分のかぶり分解能を約1mmに。より細かい解析に威力を発揮します。
深・BAモード表示例: 従来の探査可能深度を10cmアップして30cmまでの探査を実現しました。


電磁波をコンクリート表面から内部に向け放射、対象物からの反射波をキャッチして対象物の位置、深さをカラー画像で見やすく表示します。更に、IrDA、CF メモリーカードの採用によりプリンタ、コンピュータ等への記録が簡単に行えます。

測定方式 レーダー方式
探査対象物 鉄筋、塩ビ管、空洞など
かぶり深度 5〜300mm  (コンクリートの比誘電率6.2、鉄筋径6mmφ           以上で上端筋の場合)
かぶり分解能 浅モード:約1mm、 深モード:約2mm
水平方向分解能
(ピッチ)
深度75mm未満にある探査対象物:75mm以上
深度75mm以上にある探査対象物:深度以上の間隔
最大探査距離 15m
表示モード Bモード(垂直断面図)
BAモード(垂直断面図、反射波形表示)
探査時画像処理 リアルタイム自動表面波処理、リアルタイムマニュアル演算処理
非探査時画像処理 マニュアル表面波処理、ピーク処理、原画再生処理、固定表面波処理、減算処理
ディスプレイ カラーTFT液晶(640x480ドット)
深度校正 6〜11 0.1ステップ
内部記憶 15m分のデータが記憶可能
最大走査速度 約400mm/s 速度超過ブザーあり
制御機能 画面反転、画面マーカー(最大7点)、バッテリー容量表示
出力機能 専用プリンタ出力機能 (IrDA)
データ保存機能 コンパクトフラッシュにデータ保存
温度範囲 0℃〜+50℃
電源 バッテリパック、ACアダプタ(オプション)
連続使用時間 約1.5時間(バッテリーパックマン充電時)
構造 簡易防滴構造
メモリーカード CFメモリーカード対応
寸法 約149(W)x147(H)x216(D)mm 約1.2Kg
重量 約1.1Kg(バッテリーパック含む)


追加された新機能(NJJ-85Aとの比較)
カラー液晶採用で見やすく鮮やかな画面表示
測定画面の判別がより鮮明に行えます。
CF メモリーカードの採用で測定データの保存・読出しが簡単に
本体のみで測定データの保存、読出しが行え、推奨するWindows ソフトとの連携で編集・管理が簡単に行えます。
IrDA 機能を搭載し専用プリンタ(CMZ-203)と
ケーブルレスで印刷が可能

わずらわしいケーブル接続なく現場での印刷(モノクロ)が簡単に行えます。




ハンディサーチの操作方法

コンクリートの断面を画像として表示するので探査対象に対して直角に交わる方向に操作します。
鉄筋断面が山形の画像に変わって表示されます。
かぶり深さの測定にはAモード波形のピーク位置情報が必要です。また、金属か空洞かなどの判別にはピークの位相情報が必要です。鉄筋などの金属の場合は右ピークとなります。詳細については製品に標準付属のCD-ROMビデオ、資料をご覧ください。

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